長崎地区天然ガス転換に向けた
ガス器具調査を開始します

平成14年6月19日

 当社では、平成15年3月から計画している長崎地区の天然ガス転換作業に向けて、6月20日(木)からガス器具調査を開始します。
  天然ガス[13A/11,000kcal/m3(46.04655MJ/m3)]は、現在の石油系都市ガス [5C/4,500kcal/m3(18.837225MJ/m3)]に比べて発熱量が2.4倍大きく、ガスの組成も異なるため、現在お使いのガス器具を天然ガス用に調整する作業が必要となります。
  ガス器具調査は、この調整作業を安全、確実、スムーズに行えるよう必要な部品を準備するためのもので、お客さま宅を訪問し、所有のガス器具の機種、型式、台数、使用状況を調査します。

1. 調査の概要
 1 調査期間  平成14年6月〜平成16年12月
 2 お客さま戸数  長崎地区 約129,300戸 (平成14年5月末現在)
 (うち島原 約 6,300戸)
 3 調査戸数  約250戸/日
 4 調査人員  14名(一人あたりの分担:30件/日)
 5 調査時期  お客さまの転換作業実施日の約半年〜1年前
 6 調査時間  約10分/戸
     
     
2. 長崎地区の転換計画
転換地域 転換戸数 地区転換率 セクター数 器具調査期間 転換期間
15 長崎市,時津町,
長与町
40,600 31.3% 75 H14.6〜H15.3 H15.3〜H15.12
16 長崎市 55,800 74.3% 94 H15.4〜H16.3 H16.1〜H16.12
17 長崎市,時津町,
長与町
27,100 95.1% 44 H16.4〜H16.10 H17.1 〜H17.6
島原市 6,300 100.0% 10 H16.11〜H16.12 H17.6〜H17.7
 
〔当社の天然ガス転換作業実績および今後のスケジュール〕
 ・平成元年3月  〜  6年3月  北九州地区(完了)
 ・平成6年3月  〜  同年7月  佐世保地区(完了)
 ・平成6年8月  〜  12年3月  福岡地区(完了)
 ・平成12年4月  〜  14年3月  熊本地区(完了)〔全社天然ガス転換率88.4%〕
 ・平成15年3月  〜  17年6月  長崎地区(予定)
 ・平成17年6月  〜  同年7月  島原地区(予定).
 
   
3. 天然ガスのメリット
@クリーンエネルギーである
・一酸化炭素(CO)を含まない
・石炭や石油に比べて二酸化炭素(CO)の排出量が少ない
・硫黄分などの不純物は産地での液化の過程で取り除かれているので、
 硫黄酸化物(SOx)やばいじんが出ない
 
〔燃焼時におけるCO・SOx・NOx排出量比較〕 (石炭を100とした場合)
CO SOx NOx
天然ガス 60 0 40
石  油 80 70 70
石  炭 100 100 100
出典:IEA Natural Gas Prospects to 2010,1986
   
 
A安定供給が可能
・埋蔵量が豊富であり、世界各地に産出する
(我国の輸入先は、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、オーストラリア、 アラスカなど。 当社はマレーシアから輸入)
   
 
Bガス器具の互換性を高める
・全国で都市ガスのお客さまの8割以上が、天然ガス(13A)を使用しており、
  転居時の器具調整が少なくなる
 
 
C輸送効率が高い
天然ガス(13A)の発熱量は11,000kcal(46.04655MJ)/m3で、
従来の都市ガス(5C:4,500kcal(18.837225MJ)/m3)より発熱量が2.4倍大きいため、
同じ設備で2倍以上のガスを輸送できる
LNGは天然ガスを-162℃まで冷却して液化したもの。 輸送しやすいように生産国で液化し輸入する。 熱交換器を通して海水をかけるだけでガス化するため、 従来のガス製造設備に比べると設備の簡素化が図れる