日々の忙しさに追われ、ついついシャワーだけで入浴を済ませていませんか? そんな人にこそおすすめしたい、手軽なのに効果十分の部分浴のHOW TO、ご紹介します。

短時間でできるのに確実に代謝が上がる!
 半身浴や足浴といった部分浴は、介護現場でとてもメジャーな入浴法。最近では、セルフケアの一つとして、悩みや目的に応じて部分浴を取り入れる人も増えているようです。全身浴と異なる利点は、何よりも手軽であること。体調がすぐれないときでも、短時間でサッと入浴ができます。さらには、暑い時期には全身浴は敬遠しがちですが、部分的であれば暑すぎないため、リラックス効果も十分。部分浴のポイントを押さえて、確実に代謝をアップしましょう。





ぬるめのお湯半身浴でリラックス効果絶大



水位が低いと水圧も低くなるため、血圧が高い方や心臓へ負担をかけたくない方に、特におすすめしたい半身浴。ゆっくり入浴しても体温が上がりすぎず、のぼせにくいのが特徴です。おすすめは38度のぬるめのお湯で20分ほどの入浴。ゆっくり入浴することで全身浴と同程度に体が温まるほか、40℃の全身浴と比較すると心拍数が上がらず、リラックス効果が期待できます。

腰浴内臓周辺を中心的に温めて冷えを改善



手軽にできる入浴法として、昔から知られている腰浴。少し熱めのお湯で、おへそまでの水位の湯に浸かります。全身浴と異なる点は、女性にとって重要な子宮や内臓を集中的に温めるということ。身体の“芯”とも呼べる場所を熱い湯であたためることで、短時間かつ少ない湯量で全身を温めることができるといいます。肌寒い時期に入浴する場合、上記の半身浴とともに浴室内を暖房で温めてから入りましょう。


教えてくれたのは…
東京都市大学人間科学部教授
温泉療法専門医
早坂 信哉さん
医学分野の研究結果等をもとに、お風呂、温泉の正しい情報を発信。著書に『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』など